- 解説 -
残された古い写真




「チェリーとマリー」  撮影 佐伯幸雄 昭和26年8月  1951.8



我が家には古い写真がたくさんあります。私の祖父は写真が好きな人でした。大正時代は若い人のあいだで、写真が流行したみたいで、祖父も色んな写真機を買ったみたいです。
木箱の初期の一眼レフ、ベスト判のカメラ、蛇腹式で、ガラス乾板とフイルムパック使用のドイツのナーゲル写真機。
大阪で生まれて阪急電鉄に勤めた祖父は、あちこちにカメラを持って出かけては、いっぱい写真を撮って、何冊もアルバムを作っていました 。当時は写真屋さんが少なく、現像や焼付け引き伸ばしは祖父自身がやっていました。
昭和20年の大阪大空襲の時に当時の東区にあった家は全焼しましたが、幸い、家族と写真は戦火を逃れて布施市(現在の東大阪市)に来ました。
長らく眠っていたアルバムの写真を見ると、大阪はずいぶん変わっています。 時代が世の中や街の姿を刻々変えてゆくのがよくわかります。
私は昔の大阪は知らないけれど、古い写真には当時の大阪の街が広がっているし、それぞれの景色には人生の思い出が刻まれていると思いますので、古い写真を公開しようと思いました。
写真の中には叔父や父が写したものの他に、少年時代の自分がカメラを向けた拙いものも含まれております。
今日はご覧いただきまして有難うございました。
                                                2007.10.2 記

               メールzan64753@nifty.com 佐伯真一












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